インド最貧州のビハール州の州都パトナにあるパトナ大学を訪問しました。
ビハール州で最初の大学であるパトナ大学は、イギリスの植民地時代の1917年に設立されました。
パトナにはインド工科大学パトナ校があるので、そちらを訪問する人は多いのですが、私はビハール州で一番最初に設立された大学ということでパトナ大学を見に行くことにしました。
少し中に入ってみると、何やら校内でデモが行われていました。
銃声みたいな音がしたので、近くにいる人に何が起きたのか聞いてみましたが曖昧な返答でよくわかりませんでした。ただ、部外者は早く学外に出た方がいいと言われ、結局中をゆっくり見ることのないまま大学を後にしました。
大学の周辺を少し歩いていると、沢山の古本屋さんがあるのが目につきました。
中に入ると沢山の学習教材・教科書が売られていました。
そして、多くの人が古本屋さんの前で足を止め、どんな本が売っているのか手に取って立ち読みしたり、本を購入したりしていました。こうした人々の学習意欲の高さは、今は貧しくても今後非常に成長するポテンシャルの現れではないか、と感じました。