GWを利用して山梨県の河口湖に行ってきました。
河口湖には今年1月に行ったばかりですが、富士山の景色が思いのほか素晴らしかったので、今年の10連休GWを河口湖でのんびり過ごしてきました。
さて、旅のお供にはご当地グルメ。そして河口湖(山梨)と言えば「ほうとう」
「ほうとう」は山梨県で有名な郷土料理だそうで、2007年には農林水産省により各地に伝わるふるさとの味の中から決める「農山漁村の郷土料理百選」の中の1つに選ばれているそうです。
1月に河口湖を訪れた時にはほうとうの名店「甲州ほうとう 小作」を訪れましたが、今回はせっかくなのでもう一つの名店「不動」を訪れ、食べ比べしてみました。
「ほうとう不動」はあっさりで口に優しい
河口湖駅から車で10分ほど行ったところに、ほうとう不動河口湖北本店があります。
有名なお店だけに、休みの日は多くの人でごった返します。従業員の方もお店の回転を回すために汗をかきながら店内を走り回って接客しています。そのおかげか、今回訪れたときも結構な行列ができていたのですが、待ち時間は20分ほどでした。
お品書きはそれほど多くないため、メニュー選びに時間をかける必要もありません。この点も回転が良い理由となっています。
今回はもつ煮とほうとうを注文しました。お客さんが多いからか、料理が届くまでに20分ほどかかったかと思います。
上の写真がもつ煮で下がほうとうです。もつ煮は触感が良くとても美味しかったです。ほうとうの味はさっぱり目でとても食べやすく、食後もお腹はすっきりした感じがします。
人生初の熊肉を堪能!小作ならではの豊富なお品書き
小作も再び行ってきました。
小作は11:30頃に車で入ろうとするも駐車場が満員で入店できず、少し時間をおいて13:30に行くとなんとか駐車できました。さらに名前をウェイティングリストに記入し、待つこと1時間。ようやく名前が呼ばれます。
前回小作を訪れたときは鴨肉ほうとうを食べましたが、その時からずっと気になっていた熊肉を今回食べてみることに。お値段も高い(3500円)のでなかなか食べる機会がないのですが、今回はGWということで奮発してみました。
初の熊肉の感想は「旨い!」の一言です。
熊肉は全身が栄養素満点となっており、特に脂部分が多く、サラッとした脂が特徴的です。そして脂部分はスープと相性が良く、出汁が効いていてとても美味しかったです。
脂部分は甘くてとても美味しく、脂以外の部分は少し硬めのコリコリした触感が特徴的でした。筋肉?を食べているような感じ。さすが熊さん。味も問題なく美味しいです。
小作は値段が不動より少し割高なのですが、メニューはその分豊富で、不動のようにスタッフが走っているというせかせか感もないので、落ち着いていろいろなほうとうが食べられる場所です。
味はこってりとしていてお腹にたまります。写真のように一つ一つの具材も大きめで満腹感を味わえます。
「不動」と「小作」の食べ比べた感想
100%主観ですが、不動と小作を食べ比べた比較表を作ってみました。
ほうとう不動 | ほうとう小作 | |
味 | 薄 | 濃 |
種類 | 少 | 多 |
混雑具合 | 混雑 | とても混雑 |
値段 | 安 | 高 |
不動派か小作派かは好みですが、ぜひ、食べ比べてその違いを感じてみてはいかがでしょう。私は値段が多少高くてもこってりした小作の方が好きでした。小作はスタッフさんが落ち着いているのでゆっくり食事を楽しむことができたのも良かったです。すっぽんや熊肉や鴨など、様々なほうとうの味が楽しめるのも小作の良いところですね。